201810/02

ED治療薬の歴史と道のり~勃起率100%パパベリンの効果

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ED治療の躍進。

バイアグラ難民救済に最も適しているのが海綿体注射法です。EDの治療法としての海綿体注射法は確実で安全性が高いのが特徴です。

糖尿病を始めとする成人病患者でも、高齢者でも効果があります。これにはさまざまな試行錯誤がありました。その経緯と治療薬をご説明しましよう。

EDの問題への医学的なアプローチ

まずは、1980年にフランスのビラグ氏が試みた海綿体注射法から。

フランスは、性的機能回復への研究がとても盛んな国です。この時使ったのがパパベリンという血管拡張剤で、これは勃起力を強めるという点では非常に効果的な薬剤でした。

パパベリンの使用については面白い話があります

そもそもこの薬は特別なものだったわけではなく、外科医にとってはごくあたりまえに使っていた薬剤でした。内科でも鎮痛剤として、また、急性肺塞栓・急性動脈塞栓。末梢循環障害などに対する血管拡張と症状改善に、その他にも、血管造影に際して末梢血管の血行状態を診断する目的で使われていました。

1.組成
パパベリン塩酸塩注40mg「日医工」は日本薬局方パパベリ
ン塩酸塩注射液で,1アンプル(1mL)中パパベリン塩酸塩
40mgを含有する。
添加物としてDL‐メチオニン0.1mg,pH調節剤を含有する。

2.製剤の性状

性状 無色澄明の液
(経時したものは若干の着色がみられることがある。)
pH 3.0~5.0
浸透圧比 約0.4(生理食塩液に対する比)

参考:日本薬局方

ところが、外科でも内科でもパパベリンを使用した際に、患者のペニスにまで薬が働いたようで、ムクムクすることが度々起こりました。

ペニスに勃起を誘発する神経伝達物質を探る研究は幅広く行われていましたが、肝心の有効物質が見つからないと思われていた当時、これは医師たちにとっても、患者にとっても大きな啓示となる大事件だったと思います。

さて、パパベリンは現在も使われている薬です。とにかく硬く、確実に勃起させてくれます。

当時のパパベリンの単独使用には問題もありました

効きめが高い薬なのですが、単独使用は、持続性勃起を引き起こしてしまいかねないのです。4時間以上、完全にエレクトしっぱなしになってしまうことだってあります。EDの逆現象ですね。これは最近でもまた増えてきた現象です。これは、

「もっと勃起時間を長くしてほしい」

「もっと強い薬で勃起させてほしい」

といったEDの治療というより、強壮を要望する誤った使用法が原因です。

持続性勃起は、海綿体注射だけでなくバイアグラでも起きていますが、EDの治療で今度は逆ED、つまり萎ませる治療が必要となってくるのです。

パパベリンの問題はまだあります

強い薬のために、急激な刺激で強度の血行障害が生じ、壊死に陥る可能性があるということです。壊死とは血液が流れなくなって、酸素が欠乏し、組織の新陳代謝が出来なくなり、それが繰り返されることで海綿体組織が壊されてしまうことです。

つまリペニスが変形してしまうのです。

さらに、一回の投与量が非常に多いというのも問題の一つで、当時で60〜80mgも投与していました。現在、日本で用いているアンプルが1ccで40mgですから、単独で2アンプル(2cc)も使用するということになります。

また、PHが非常に低いために痛みもひどいのです。人間の体は常時、中性が望ましく、PHが低いということは酸性、高いとアルカリ性となりますからアルカリ性でも痛みは伴うのです。

要するに、体内のPHとかけ離れたものが入ると違和感で痛みが生じるのです。これではいかに効果的であろうとも、なかなか単独での実用化にはすすめません。

治療薬カクテル開発、苦闘の歴史

ところが、 1982年頃、イギリスのブレンドリー氏が、このパパベリンにレギチーン(血管拡張剤。血管平滑筋に直接作用)を10mgほど混ぜてみました。レギチーンも血管拡張剤の働きを持つ薬ですが、二つを混ぜることで勃起時間を短縮させたのです。

レギチーンは何より排泄時間が短いのが特長で、体の中に薬が残っている時間、半減期が16分ほどです。半減期とは体の中に百入ったとして、16分で半分の量に減るということです。殆どが便か尿で排泄されます。一方、パパベリンはこれと比較すると半減期が長いと思われ、それが持続性勃起の原因の一つにもなるのかもしれません。

概して、薬は体内に残らず、効くだけ効いたら出てしまうものがいいのです。もっとも、逆に最近では、一日三回、朝昼晩に飲むのではなく、一日一回の内服で24時間効果のある薬も出てきています。

特に、血圧・心臓病の慢性疾患の患者の薬の血中濃度を持続させるのに用いられています。

レギチーンとパパベリンの調合

レギチーンとパパベリンを調合したことで、効きすぎの勃起効果をもたらすパパベリンの減量に成功しました。レギチーン、パパベリンともに血管拡張剤でありながら、薬の相乗作用が好結果を生んだのです。

この発想は、治療薬カクテル開発の歴史の始まりでした。また、海綿体注射法の治療薬カクテルの試行錯誤の始まりでもあります。当時はパパベリンの量をいかに減らすかが問題でした。そこから、よりよいカクテルの作り方から、よりよい薬剤の使用へと海綿体注射法は進歩していくのです。

よりよいカクテル作りを試行錯誤している時代にこんなことがありました。

モルウォーティ事件

1994年に開催されたインポテンスに関する会議でのことです。モルウォーティというイタリアの医師がアトロピンという薬剤をカクテルに加えてみました。迷走神経を遮断する作用があるアトロピンとパパベリンの併用による薬効作用の相乗効果と、副作用の軽減を図ったのでした。

アトロピンはオウム真理教が地下鉄サリン事件の際、解毒剤として自らに使用した薬剤です。これはもともと胃腸の痙攣などの痛みをとる効果と、リンなどの中毒に効いて解毒させる効果があります。

副作用としては瞳孔が開いたり、動悸がひどくなったりすることがあります。

さてモルウォーティ氏、このアトロピンをパパベリンやレギチーンなどに加えてみたところ、素晴らしい効果があったのです。

モルウォーティ氏は学会での発表の際、壇上でおもむろに自分のペニスを出し、「見てみろ!」と叫ぶと自分のカクテルを自ら注射しました。もちろん見事に勃起して、場内では居合わせた人々が拍手喝来、大いに沸き上がりました。

そこまではよかったのですが、中には女性会員もいて、その後「破廉恥だ」ということでモルウォーティ氏は学会から除名されてしまったようです。

実は十年ほど前にも学会で、同様の露出発表がありました。アメリカの泌尿器学会で、イギリスの神経生理学者が講演中に突然下着を引き下ろし、勃起した自分のペニスを鼓舞するように、堂々と客席を歩き回り、触ってみるようにうながしたのです。立派なものは、ついつい人に見せたくなるんでしょうね。

プロスタグランディンが登場

自然な感じで柔らかく1985年になると、プロスタグランディンという薬剤が登場しました。

プロスタグランジン (prostaglandin, PG) は、プロスタン酸骨格をもつ一群の生理活性物質[1]。

アラキドン酸から生合成されるエイコサノイドの 1 つで、様々な強い生理活性を持つ。

プロスタグランジンとトロンボキサンを合わせてプロスタノイドという。

PGE1のオパルモン錠5µg。
参考:Wikipedia

これは末梢血管拡張剤のひとつで、血液の凝固を阻止する作用があります。長時間の手術の際、血圧をある程度まで下げておく必要があります。

低血圧で手術することで出血が抑えられるからです。この場合に使うのがプロスタグランディンで、これを使うことで心臓に負担をかけずにうまい具合に血圧を下げっばなしにできるのです。

プロスタグランデインはパパベリンの効能を持ち合わせています。パパベリンは血管の動脈のまわりにある平滑筋を緩めることで、血の流れをよくして膨らませ、一方、静脈の方を止めてしまい勃起させる。レギチーンもパパベリンも平滑筋に効く、つまり全身に効く薬です。

プロスタグランディンの副作用

その点プロスタグランディンは末梢の血管を拡張させる。効くのは末梢のみなのです。

さらにこの薬のいいところは、持続性勃起を起こしにくいことです。今まで頭痛の種だった副作用の、ペニスの変形と不必要な勃起時間の短縮という課題が一挙に解決される薬だったのです。

パパベリン、レギチーン、アトロピン、プロスタグランディンと四種類の薬のカクテルがここで誕生するのですが、混ぜるのが面倒臭いという風潮も出てきました。そのために、ほとんどの医者がパパベリンを使用するのをやめてしまい、プロスタグランディンを単独で使うようになってしまったのです。

強い副作用のあるパパベリンに手を焼いたのでしょう。プロスタグランディンだけの注入は柔らかく勃起します。パパベリンのようにカチンカチンにはならず、自然な感じなのです。末梢血管にまで作用するので、血行がよくなるのかペニスの色もよく、ふたつを比べるとペニスの表面の色がはっきりと違います。

プロスタグランディンを使うと表面はピンク色、血色もよく、見た日もなかなかいいものです。硬さもある程度柔軟性をもった硬さで、カクテルにしても、パパベリンやレギチーンの量を落としてプロスタグランデインの量を増やした方が自然に近い勃起を得られます。

硬さについては、いくら大きくてもある程度の硬度がないと挿入は無理です。挿入自体は硬ければ五センチでも大丈夫だし、逆にペニスが二十センチもあったところで、柔らかければ挿入できません。

その点でもプロスタグランディンは、挿入可能な硬さを得られます。しかも性感度、いわゆる射精した際の感覚は、カチンカチンに勃起したパパベリン使用よリプロスタグランディンの方が感じやすい分、優れているといえるでしょう。

自然な形に近い勃起という意味でのプロスタグランディンはとても優秀です

しかし、単独使用のマイナス面もありました。勃起力が70〜75パーセントと完璧ではありません。

一方、パパベリンはほぼ100パーセントなのです。これは凄い。

医療では初めになにか凄いものができ、これを試してみるといろいろ問題が出てくるものです。実用性がない。そこで少しずついいところをとって改良を加えて行きながら進歩していくのです。その結果がプロスタグランディンの単独使用となったのですが、その理由には安心して使用できるということがあげられます。

プロスタグランディンは持続性勃起が起きにくい。あの辛い苦しい状況に陥る危険性が少ないのです。また、薬のカクテルはその相乗効果でそれぞれ違ったものができていくのに対し、単独使用であれば、体質が違っていても効き方が違っていても、だいたい間違いがな

いはずなのです。

こうした「既製品」としてのED治療薬がプロスタグランディンの単独使用です。いうなれば、オーダーメイドではないけれど、無難な選択というところでしようか。

問題はコスト高

こうして、「プロスタグランデインはとてもいい。単独使用でも十分行けるだろう」という考え方が主流とはなりましたが、やはりそれにも問題点はありました。

第一にはPHの問題です。PHは痛みの部分に関係があります。酸性度が強いと注射を打った後にかなり痛みがあります。アルカリ性が高くても痛みを伴います。PH6が中性でそれを越えても、下回ってもいずれも痛いのです。

この点、カクテルならば、混ぜ合わせることで最終的な治療薬そのもののPHを変えることができます。調整も可能です。プロスタグランデインは単独でのPHは3~3,5です。これを生理食塩水で溶くからかなり痛いのです。

ペニスに注射針を刺すというだけで痛いような気がしてしまうというのに、それが注射を打つと、浸みていく間は本当に痛いのです。

プロスタグランディンは非常に値段が高い

保険では、四肢の末端が壊疸になってしまう病気や血管が詰まる病気に適応されますが、それでも五本までが限度とされています。

1本が五百マイクログラム、値段は4万円近くもする大変高価な薬です。しかも、5本使って効果がなければ今度は自己負担。これは治療を続けていくうえでは結構負担だと思います。

もうひとつは保存の問題です。プロスタグランディンは粉末でボトルに入っていて、これを生理食塩水で溶かして使います。一度溶かしてしまうとこれは冷蔵保存しなければなりません。常温では変質してしまいかねず、手間がかかる。

効能は三週間が限度で、溶かしたら早期に使い切ってしまわなければなりません。生ものですから、賞味期限があるわけです。

いついつまでに何回セックスをといつた計画をたてなくてはならないのは、あまり現実的ではないでしよう。

こうしたさまざまな問題点が現れはじめたために、プロスタグランデインの単独使用は徐々に敬遠されていくようになっていきました。

カクテルの完成

当時、ED治療では最先端をいつていたオーストラリアで行われていたのが、バイズマン療法という海綿体への自己注射法でした。

バイズマンとはジャック・バイズマン医師のことで、氏は1945年にソ連邦ウクライナで生まれ、その後オーストラリアに渡り、EDを専門にクリニックを開きました。

旧ソ連や北欧、東欧では古くから性機能に関する研究が盛んで、海綿体注射法はED治療としてはごく日常的に行われています。バイズマンが研究開発したのはその注射液でした。これまでより副作用が少なく、安全で確実な薬剤の調合に近づいたのです。

彼は1997年にミルリーラという薬剤を使用しました。末梢血管の血流の抵抗を減少させる薬です。血圧を下げる働きがあり、急性の心不全などで点滴に入れてよく使われています。

その調合剤はパパベリン、レギチーン、アトロピン、ミルリーラなどを調合した薬剤に、プロスタグランディンを溶かした薬剤を混ぜます。患者の症状に合わせて使用するやり方です。

バイズマン療法

世界にあるさまざまな海綿体注射療法の中で、当初、バイズマン療法という海綿体注射法を試みましたが、薬液の容量や基準値の点で日本人に必ずしも適合するものではないと判断し、バイズマン療法から完全に離れました。

その後、海綿体注射法を、日本人の生活環境や体力に合ったものに、さらには患者一人一人の症状に応じて薬液を調合するといったことができないものかと、いろいろと試行錯誤しました。その結果、自然な勃起・持続性に優れ、痛みのない治療薬カクテルの完成をみることが出来たのです。そして、WHO主催の第一回国際ED学会での研究発表となったわけです。

一般的に薬剤には相乗作用がありますが、これがわかったようでわからない、なかなか難しいものなのです。同じように血管を拡張させる薬でも、混ぜ合わせることで必ずしも効果が増すとは限りません。逆に効果が落ちることだってあります。

混ぜるものの相性というのが大事

ビラグ氏が初めて行ったパパベリンの海綿体注射以来、ED治療は薬の相性探しの歴史でもありました。こうした試行錯誤を経て、ようやく安全で、確実性の高い調合剤が生まれたのです。

さて、海綿体注射療法での勃起時間の目安は約一時間前後です。これも長年の試行錯誤の結果たどり着いた、ペニスに負担をかけず、痛みを伴わない最少量で性欲、性感、満足度を満たす最良の勃起時間というわけです。

もともと人間の勃起時間は15分かそこらです。5~6分でも決して短いわけではありません。ペニスだって5センチあれば挿入できます。

ED治療とはあくまで治療であるという認識

ペニス強化ではないという点です。

「もっと持続時間を」「もっと勃起力を」と欲張る場合は、それによって生じる持続性勃起の危険性を説明しています。海綿体注射法はバイアグラのように死者を出す恐れはありません。どんな病状でも使用することができますし、副作用としての持続性勃起も防ぐことができます。

しかし、いかに安全で確実なED治療法だとしても、これにはまず患者さんの協力が不可欠なのです。

これまで行われてきた薬剤の調合は、いかに局所への投与量を少なくするか、それによる疼痛、変形、持続性勃起等の副作用を軽減することを目的にやってきました。しかし、カクテルは、これに加えて患者さんの病状、希望などに応じたオーダーメイドであり、その点がこれまでのものとの決定的違いなのです。

それぞれがお持ちの″モノ〃には大きさ・色・硬さ等々みなそれぞれに個性があるのです。カクテルは患者さんの個性に適合した薬を調合しますので、どれ一つとして同じものはなく、このオリジナルな薬液は息者さんの数だけあります。

人によっては命の次に大事な″モノ〃でしょうから、間違いは許されませんからね。薬の調合は非常に微妙な作業です。実はこの配合は、軽度の人ほど難しい。完璧にアウトというわけではなく、たまにうまくいく人、パートナーによってはうまくいくという人、時間がまちまちで中折れ状態になる人と症状もそれぞれ微妙なために、この配合も大変細やかな作業になっていきます。

逆に、直腸ガンの手術をして十年間もだめだったというような、100パーセントEDだったという患者さんの調合は比較的簡単で、確実に効果もあげることができます。

実験台第一号は自分

ここまでくるのに試行錯誤の繰り返しでした。繊細を要する治療ですし、マウスを使った実験では何のデータにもなりません。かといって、実際の患者さんを実験台にするわけにもいきません。

そもそも、「注射で大きくする」という方法を初めて聞いた人は、誰でも疑いますよね。だいたい、勃起薬と称するものは本当に眉唾ものが多い。それでも、とにかく売れるものですから、雨後の筍のように出ては消え、消えては出ての繰り返しなのです。

半信半疑で、注射法を調査研究しました。そして第一号の実験台として、自分のモノに注射したのです。どれくらいの量でいいのか、とにかく前例がないわけだから、徐々にやるしかありません。ごくごく親しい、実際にあっちが弱っている友達にもお願いしました。

クリニックの一室で夜遅くまで自分のペニスに注射を打ち続けました。パパベリンだけを打つたこともあります。それぞれの薬液を微妙に調合していき、その都度、打つと同時に自分のペニスとにらめっこしながら記録していきました。

PHが高くて痛い時もありました。持続性勃起も経験しました。そんな試行錯誤の繰り返しを経て、より安全で確実に勃起させられるカクテルを調合することができるようになりました。

とにかく、何回注射を打ったかわかりません。協力者にも、迷惑をかけたかもしれませんが、最後は大いに喜んでもらいました。

「これはスゴイー」

自分自身も本当にびっくりしました。カクテルの特徴は、射精後も勃起状態を保つことができることです。

したがって〃再発射〃も可能です。つまり、あらかじめ勃起している時間をある程度調節できるということです。各人の満足度に応じて、二時間のセックスに耐えられるように」というオーダーがあれば、それに応えることが可能だということですね。

たとえ早く射精してしまっても、まだ勃起し続けているわけですから、それからさらに頑張ることができます。それが自信となり、さらに元気になっていくわけです。カクテルを打った人はみなそれを経験しています。

また、射精しても勃起し続けているわけですから、セックス中、相手が十分満足したかどうかを見極めることもできるわけです。もう、早漏をおそれることもありません。余裕をもってセックスに臨む事が出来るのです。

ただ、ペニスはあまリパンパンになるのはよくありません。パパベリンの量を減らし、少しでも投与量を減らすことで、程よい弾力がある状態にするのが望ましいというのが主張です。

最適時間は一時間

実際にカクテルの効果は、WHOが主催する第一回国際ED会議(1999年7月・パリ)で発表しましたが、既存の調合剤を注射すると、三十代の男性で実に六時間も勃起し続けたのです。

しかし、カクテルだと二時間くらいまでにおさえることができる。年齢別にも持続時間を調整できるのです。また、従来法ではお年寄りには効果があまり期待できないことや、薬の投与量の調  “節のしかたが大変難しいということもありました。

その点、カクテルは年齢、患者の症状に合わせて平均的に効果を得ていることが確認できました。学会ではその臨床データを発表し、これまでの調合剤と比べて、「使いやすく、安全」と、高い評価を得ました。

そして、目指したのは、程よい弾力のある状態のペニスです。その方が皮膚感覚がリアルだからです。日本人は味覚には大変うるさい人種です。隠し味も時には必要でしょう。

外国ではコンドームをラバーといいます。つまリゴムを装着してセックスするという感覚の表現です。しかし、日本ではスキンといいますね。つまり皮膚感覚です。その技術はおそらく世界一でしょう。

カクテルもしかり。ペニスの外側の皮膚は女性の腔内の感覚を感じ取る部分です。この部分の感覚が鋭ければ鋭いほど性感は高まります。勃起力をパパベリンで高め、プロスタグランディンで和らげマイルドにしていくと、皮膚感度がより高い勃起状態にもっていくことができるのです。

一方、このカクテルの持続時間ですが、これはそれこそ希望すれば何時間でも可能なのです。

しかし、私が最適とする時間は一般的に一時間前後です。それがペニスに一番負担が少なく、痛みのない時間なのです。もちろん個人別になるべく少量から調節していき、持続性勃起の危険を避けます。最終的な持続時間も個人の要望により調節しますが、実は個人オーダーの中身は殆どが、「時間延長」なのです。

持続時間をもっと長くして欲しいといった要望です。「4時間でもいい、もっと時間を長くして欲しい」というようなオーダーがかなり多い。

考えてもみて下さい。普通の状態で一時間も勃起し続け、挿入したままのセックスがそうあるものでしょうか。たとえ一時間としても、心臓が悪い人には負担になりますから、これももちろん個人別の調整になります。

誰もが治療を始めると、若い頃の精力浴れる自分と、薬で元気になった自分とを比較し、あの頃の状態をもう一度といった気持ちになるようです。もちろんその気持ちはよくわかりますが、時間を長くすることが治療の目的ではありません。

あくまでも治療によって自然勃起を誘発させること、つまりEDを治すことが目的の治療なのです。その点をどうか忘れないで下さい。

カクテルの使用法

カクテルは海綿体注射法によるED治療薬です。

「ペニスに注射」と誰もが最初は抵抗を感じるでしよう。

しかし、注射針の大さは髪の毛ほどのものです。カクテルも100分の1ccの微量の調節で、痛みもほとんど感じないでしょう。またED患者の中には糖尿病の人も多く、その何割かはインシュリンの自己注射を日常的に行っていて、場所が違うとはいえ、注射は考えるほど難しい方法ではありません。

カクテルも同様の自己注射

注射針を刺す場所はペニスの付け根から1センチないし2センチ以内の部分で、ペニスの真横か斜め上です。この時に日で教てわかるほどの血管は避けて打ちます。

ペニスを清潔にし、消毒綿で拭いてから針を刺します。注射は慣れてくると、ものの2~3秒ですんでしまい、その後、5分~10分ほどで勃起します。針は髪の毛ほどの細さなので血がでることもなく、痛みもほとんどありません。

この方法は世界各国で数十万人の男性が日常的に使っていますが、注意を守ってさえいれば、注射針跡から雑菌がはいって重大な感染を起こしたという報告はありません。

幼児体験で注射はどうも苦手という人は、『オートインジェクター』という注射針の見えない注射補助器があります。蚊に刺されたかな、というほどアツという間に済んでしまう優れものです。

海綿体注射は最低二日は間をあけて打つのが望ましいと思います。注射をしなくてもある程度の勃起があるようなら、その時には続けてセックスしてもかまいませんが、薬を使ってのセックスは何日かあけて行う方がいいでしょう。連続して使用することは陰茎海綿体に負担をかけるし、持続性勃起症に対する予防という意味もあります。

いずれにしても、注射療法によるセックスは、日をあけることへの不満はないはずです。国際学会での報告前にもお話ししましたが、バイアグラを決して否定するつもりはありません。

手軽で簡単

という意味ではこの薬をファーストチョイスと考えていいと思います。そして駄目なら、海綿体注射療法という手があるのです。

結果は同じですが、薬の効く場所が違うので、海綿体注射法は高齢者でも心臓病でも脊髄損傷でも勃起させられるのです。ですから、私のやっている治療は、バイアグラ難民の救済とも考えています。

ある医大病院で糖尿病の治療を受けていた患者さんが見えました。その方は糖尿病が原因で十年間まったく駄目だという。医大でもさんざんいろいろな治療を施され、これが最後の砦とバイアグラも飲んでみたのだそうです。

ところが、飲んでも頭がガンガンするだけでどうにも駄目。「もうやるだけやったし……」と諦めかけていたところに、担当医の先生から注射器とアンプルに入った注射液を渡され、これを自分で注射しなさいと言われたのだとかで、それを持って相談に来たのです。

「これでEDが治るのか?」と。見ると、注射液の量は1ccとかなりの量です。おまけに、担当の先生に指示されたという注射箇所はピント外れ。それを説明した上で、カクテルを打ちました。その場で痛みもなく、立派に屹立しました。彼は自分のペニスを見て、「いやあ本当に凄いですねえ」と、これまでの治療の苦労を吹き飛ばしてしまいそうな大きな笑い声をたてていました。

あらためていいますが、勃起不全または性機能障害の問題はED (エレクタイル・ディスフアンクション)と呼ばれ、国際的なED学会があります。

ED学会でも、「まずバイアグラから始めて、その次は注射」というのが定説

煩わしさを除けば注射法が一番確実とも認識されていますが、普及となるとまだまだですね。

研究熱心なのは、オーストラリアと、フランスなどのヨーロッパです。海綿体注射法に対する意識も非常に進んでいます。アメリカや日本よりは、性に関する取り組教は、やはリヨーロッパの方が格段に進んでいます。

ED治療に取り組み始めてから、これまでに世界的な学会に三回出席し、発表してきました。

繰り返しになりますが、WHOが初めて乗り出した1999年にパリで行われた第一回国際ED会議では、年齢、病気にかかわらず誰もが平均的に程よい勃起を得られるカクテル療法の臨床データを発表し、海綿体注射法の最先端であることを認められました。

2000年第二回世界高齢男性(エージング・メイル)学会で発表した論文の要約

「当院受診者からみれば、日本の70歳以上の男性のIIEF調査(国際勃起不全程度基準間診表による調査)の結果が思ったより高得点だった。海綿体注射療法は、70歳以上のED患者でも100パーセント効果がある。『タザキカクテル』で用量調整された注射は、70歳以上のED患者に好ましい治療法である。

パートナーとの協力は高齢者のED疾患に必須である。治療の結果、QOL (クオリティ・オヴ・ライフ)が上昇する」2000年10月のシンガポールでの第二十五回国際泌尿器学会では、さらに一歩突っ込んだ報告をしています。

「世界的に認められ、普及しているバイアグラは、日本では広く使われていない。それは副作用を心配することだけが原因ではなく、日本と欧米との性習慣の差にある。日本の高齢者におけるアンケートによると、彼らは健康的な性生活を望んでおり、海綿体注射療法のような、より効果的で安全な方法を求めている。また70歳以上の症例の多くは安全な婚外単一相手との性生活を好んでいる」

この報告内容は、間近に迎えつつある高齢化社会を考えていく上で、最も重要な問題だったと考えています。

要するに、高齢化社会を迎えるにあたって、もうセックスに年齢の壁という障害を考えるのは重要ではなくなりつつあるということなのです。

最新の世界のED治療事情〜シンガポール学会

ED治療に取り組み始めた当初、周囲の環境は先にお話ししたとおり、研究者にとっては実にお寒い状況でした。それは日本国内だけではなく、世界的なことだったのです。

それまでは、国際泌尿器学会にしても、国際老齢学会にしても、EDに関する報告やシンポジウム等は、学会開催期間の最終日に数時間程度しか設けられていませんでした。

その時にはもう、大半の参加者は帰国の途についていたのです。ところが、 1998年、ロバート・ファーチゴット博士、フェリド・ムラド博士とともにルイス・イグナロ博士が、かねて研究中の勃起のメカニズムに関するNOIGMPの研究でノーベル賞を受賞し、世界の日はEDの問題に集中しました。

そして、この研究が「バイアグラ」の開発・臨床応用につながったのです。そして、勃起のメカニズム解明でノーベル医学生理学賞を受賞した翌年の99年、WHO主催による初のED学会が発足。2000年10月にシンガポールで開かれた、二十五回を数える歴史のある国際泌尿器学会では、冒頭からEDをテーマにしたシンポジウムが行われたのです。

しかも、前夜祭に先駆けていきなりです。これまでですと、泌尿器学会のメインテーマは前立腺に関するものでした。そこにEDが割って入るとは……。これは画期的、いや革命的なことです。

なぜ?EDの問題は何千年も人類が悩み続けてきたのに、日の目を見ることがなかったのに、どうしてこの時期に?大きな理由の一つは、やはリバイアグラの登場でしょう。

いくらEDが人類の古くからの悩みといえども、なんら有効手段がなく、年をとれば、糖尿病ならと、不治の病として医者も患者も真剣にEDに向き合ってこなかったものが、この薬が希望の光を差し込んでくれたからです。

「もう一度青春時代に戻りたい」

という欲求がわき起こり、EDを恥じず表に出てきたのです。当然、それに学会も対応せざるをえなかったということです。

それと、QOLです。経済的に豊かになって、寿命も伸びたことで、人は質の高い生活を追求するようになりました。セックスもその大きな一つです。だから、EDに関するQOL(この概念は第一回のパリの国際ED学会で初めて使いました)をテーマに研究報告する上で、EDを避けては通れなくなったのです。

たとえば、EDが治り、「おかげで社会的にも積極的に参加し、家庭内でも円満、最高の余生を送っている」と発言する人が続出しているからです。

シンガポールの学会での各研究者の報告はバイアグラに関するものが圧倒的に多かった

欧米のみならず、オーストラリア、アジア、アフリカと世界中から2000人にも及ぶ医者が集まりましたが、各国のバイアグラ事情が報告されました。人種、民族、国によってこの薬がもたらす成果はまちまちだということが認められました。

その理由については、以後の学会でさらなる研究成果が発表されるでしよう。

バイアグラは、現在のところEDに一番有効な薬だとされていますが、度重なる事故が起きていることなどから、服用時の細かい条件についての報告もありました。

「むやみやたらに服用するのではなく、血中コレステロール値やテストステロン濃度を測定し、その結果によって、まずはコレステロール値を下げ、男性ホルモンを投与する。それでもEDを克服できない場合にバイアグラの使用を考えるべきだ」

あれだけ世界中を騒がせた薬とはいえ、人類はEDとの長い戦いを繰り広げてきたのだから、バイアグラ如きではしゃぐことはないという〃慎重論〃ですね。

カクテルの調合剤に含まれている薬についての質問を受けました。注射法はまだ用いている医者の数は少ないのですが、世界的には知られた治療法です。カクテルの中身・割合は、誰もが関心を抱いていることで、私も自分のカクテルの完成までには試行錯誤を繰り返してきたように、ED治療に当たる医師は同様の悩みを抱えているようです。

このカクテルが完璧だとは思っていません。たしかに、世界的評価を受けていますが、副作用はないが必要量の薬液を体内に注射するわけで、「もっと少量の薬液で済ます方法は?」

「体内に入った薬液のすみやかな排泄方法は?」「吸収の問題」「局所以外に注射はできないか?」と、改良改善すべきことはまだまだあります。それが、二十一世紀の私の課題です。

学会で確認されたことは、「勃つのは当たり前」

という認識をもたれています。それゆえに、さらなるカクテルの改善、QOLの問題が要求されます。カクテルによる海綿体注射法はEDの人にとって、生活の質の向上に一番近い位置にあると思います。

しかし、将来の問題ということで、EDにおける遺伝子治療の可能性を今回の学会で提唱した人がおりました。要するに、遺伝子組み替えによって、EDを治してしまおうというのです。

たとえば、糖尿病なんかは遺伝子組み替えによって治そうという段階にまで迫ってきています。また、高脂血症など先天的な要因を含むものも、遺伝子治療に移行していくだろうというのです。それはひいては、ED治療にも通じるというわけです。

とはいっても、外科的要因でEDに陥った場合の治療法は、いかに遺伝子組み替えによる治療が発達したとしても、今のところ、注射法しか考えられません。

いずれにしても、ED治療の将来ということで、遺伝子組み替え治療もしっかりと視野に入っているということです。

おかしかったのは治療

薬の開発では必ずといっていいほど、マウスによる動物実験がなされますが、バイアグラの場合は、心臓病の薬の開発の途中、偶然にED治療に有効となったいきさつがあるので、動物実験がなされぬまま商品化されました。

そのため、今、マウスによる実験をやって、血流の変化、排泄、副作用等のデータをとっているところです。マウスのED治療のために、人間が実験材料になったかっこうですね。

日本のED治療の問題点

これまでの日本のED治療は、まず夜間の膨張率をみる切手法(ペニスの周囲にミシンロのある紙をビッタリと巻き、膨張するとミシンロがはじけて、それが確認できるという方法)

から始まって、リジスキャンという硬度の測定をした後、アダルトビデオや性的刺激の強い本などを利用してペニスの反応を見るという方法が行われていました。

性的興奮の度合いをみるテスト

これを行うことは理解できなくはないのですが、患者の側に立って考えるときついものがあるように思います。

いかに相手は自分の病気を治してくれる医者といえども、男というのは意外と繊細で、特にペニスのこととなれば、恥ずかしさで萎縮してしまうものです。だから、そのへんのところをまったく考えていない医者に、無造作に問診されたら勃つものも勃たなくなるかもしれません。

「さあ勃てて見せてくれ」といわれても、そう簡単にホイホイと勃てられるものではありません。

その問診とはIIEFで、これは15項目にわたる過去一ヵ月間の性的行為に関する質問です。そして、返答を6段階で判定、点数化してその人の勃起不全の程度をはかるというものです。

簡単に要約すれば、こうです。

  • 何回位勃起することが出来ましたか?
  • 挿入可能な十分な勃起が何回位ありましたか?
  • あなたのパートナーに何回位挿入出来ましたか?
  • 挿入後勃起を維持出来たのは何回位ありましたか?
  • 性行為を続けることがむずかしいと思うことがありましたか?
  • 自分に対して、勃起や勃起を持続させる自信をどう評価しますか?
  • 何回位性行為を試みましたか?
  • 満足できたのは何回位ですか?
  • 性行為を楽しめたのは何回位ですか?
  • 何回位射精出来ましたか?
  • 射精の有無に関係なく何回位オーガスムに達しましたか?
  • 何回位性欲を感じましたか?
  • あなた自身の性欲の強さをどう感じますか?
  • 性生活全般に満足していますか?
  • パートナーとの性生活に満足していますか?

と、まあ無機質で機械的な内容が矢継ぎ早に質問されるわけです。

「何回位?」という質問では、11回以上が5点、7~10回が4点、5~6回が3点、3~4回が2点、 1~2回が1点、零回が零点となります。

たいていの病院で行われている検査法ですが、どんなものでしょう?さて、間診の次に用意されているのがアダルトビデオ鑑賞なのですが、EDで悩んでいる人に過激なセツクスシーンを見せたら、「他人はこんなにスゴイのか!」と自信喪失。新たなコンプレツクスを抱かせることになり、逆効果になりかねません。

心因性によるEDならなおのこと、病状を悪化させることになるかもしれません。患者の願いは、「すぐに元気にしてくれ」ということですから、ペニスの機能テストや問診などを繰り返されても、いつこうにはかばかしい効果は上がるとは思わないのですが……。

本題に入る前に、患者の足は遠のいてしまいます。それが日本のED治療の現状だったといっていいと思います。

そもそも、EDは命や生活に支障をきたすものではないから、と真剣に取り組んでこなかったともいえるでしょう。「いい年をしていつまで女のケツを追いかけてる」なんて言われたら、日本人はそんな自分を恥と考えてきたのだと思います。

日本的精神性というものが、ED治療を邪魔していたのかもしれません。しかし、そんな面倒なことはしません。もちろん、個人の症状に対する問診は欠かしませんが、その場で性的興奮に対する反応を見ることはありません。

バイアグラは性的興奮がなければ反応しませんが、注射法はその場で直接勃起させられるからです。

QOLに関する独自の問診表

 

こで、当然、IIEFの問診は行って状態の目安としますが、さらにQOLに関する独自の問診表を作りました。ED治療後(海綿体注射後)の生活状態についてケアする内容のものです。

  1. ED治療をパートナーに告げたか
  2. ED治療を受けて、日常生活を含め自信を取り戻したか
  3. ED治療によリパートナーを含め日常生活に若返りを感じるか
  4. ED治療後、現在かかっている病気の治療。食生活。医師の指示について気をつけるようになったか
  5. ED治療後、仕事面。趣味。会合・スポーツ等に積極的になったか。

この間診は精神的なものの変化をはかる上で効果があると考えます。というのも、私の海綿体注射療法は、ほぼ100パーセント、勃起させることができるので、その後の心のケアをすることは非常に大切なことだと思うからです。

それがなされて初めてED治療の完成だと考えるからです。

たとえば、①の質問ですが、若い患者さんはパートナーに告げない人が多いのです。照れなのか、ED治療をしていることを恥ずかしく思っているのか、もしパートナーの知るところとなったら関係が壊れると心配しているのか、ケースバイケースです。

逆に年配の人はパートナーに告げている場合が多く、夫婦ともどもED治療を真摯に受け止めていることが窺えます。もっとも、急に元気になる事自体不自然なので、あらかじめ″白状″しておいたほうが潔く、堂々としていられるということかもわかりません。

この質問一つをとっても患者の様子がわかり、完治するまで医師として適切な指導ができるのです。

また、加齢による中折れ状態や早漏も、EDと同様に病気の一種と考えればいいのですから、それでコンプレツクスを感じたり、相手との関係がぎくしゃくするのなら、まず病気のほうを治すことです。

まとめ

注射によって射精後も勃起させ続けることができれば、パートナーに対して、引き続き奉仕が出来、それがひいては自信につながり、早漏自体も治ってしまう。

というわけで、機能の障害は、平滑筋を弛緩させることでクリアできました。すると、心因性の方も治ってしまいます。事実、年齢と程度にもよりますが一回の注射で機能障害が治ってしまった方もいますし、多くても十数回、場合によっては2~3回の治療でもう注射に依存しなくても勃起できるようになります。

これは注射法のすぐれた点で、バイアグラのように依存症の恐れはありません。この治療法で勃起力を回復した人は、必ずこう言います。

「俺のって、こんなに大きかったの??」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加